インフルエンザの季節がやってきました!

もう12月!

クリスマスの季節と同時にインフルエンザの季節でもあります。

インフルエンザの薬といえば・・・

タミフル
リレンザ
イナビル
などが挙げられます。

ただ最近ではタミフルによる異常行動などの副作用の問題も大きく取り上げられるようになってきました。

またBMJという有名な医学ジャーナルでも、タミフルの普及によってインフルエンザ患者の数や感染する日数に差がでてないという見解もだされていて、「本当に有効か?」という議論は世界中で続いています。
つまり、それだけ抗インフルエンザ薬による副作用のリスクが大きな問題になっているからではないでしょうか。


細菌を抑える抗生物質や抗菌剤とちがい、抗ウィルス薬というのは、「人間の体内の細胞に影響を及ぼしやすい」ということが理由でもあると思われます。

ウィキペディアでもかなり詳しく書かれてますね


さて、そこで考えてみてください。
タミフルなどの抗インフルエンザ薬が発売される前はどうしていたのでしょう?
発売される前と後で、患者の治癒の期間が変わっていない、患者数が変化していないということは・・・どういうことなんでしょう?

抗インフルエンザ薬が発売される前、当薬局ではインフルエンザ患者さんには麻黄湯をお勧めして販売していました。
小児科や内科の先生も、漢方薬をよくご存じの先生は処方をされていました。

そうなんです。漢方薬にも抗インフルエンザの薬効が証明されているんです!

タミフルやリレンザなどはウィルス検査をしないと医師は処方できません。
たまに薬局で、「今日のお昼から発熱したから検査が出ないから明日又来るように言われた」という患者さんにも出くわすことがあります。

ということは、薬を飲むのが24時間遅れるということになります!

それでいいのでしょうか?
仕事をしているビジネスマンにとって、1週間休まなければいけないということは結構負担です。
でも、昔は検査もできなかった代わりに、直ぐに麻黄湯を飲み、直ぐ休みをとり、汗をかいて養生をして、2,3日で回復して出社していたわけです。

抗インフルエンザによる患者の減少というのは、ハイリスク患者さんや乳幼児患者のインフルエンザウィルスによる合併症や重篤化を防いだという報告はあるのですが、「患者総数は減った」という報告はないようです。


色々判断が難しいところではありますが、

インフルエンザかどうか分からないけどとにかく仕事が休めない!
普段は元気なのに急に熱が上がってきた。インフルエンザかどうか怪しいけど抗インフルエンザ薬は不安だ。

というような方には麻黄湯+滋養強壮の栄養剤での自宅療養という選択肢もあるので、気軽にご相談ください。

薬の飲み方、自宅での養生の仕方、予後の対応なども細かく丁寧にご説明いたします!

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